イヴ・サンローラン
 2017.02.13 Mon 17:57
いろいろ思うことのある映画であった。
思うことが多岐にわたるので、宝箱的な映画だなーと思った。

音楽がおしゃれ。💄


主人公とパートナー、ラブラブに見えたのは最初だけで、ほとんどすれ違いや喧嘩が目立っていた。けれど、その奥にある他とは一線を画す愛、親愛?(きっと言葉では定義できないもの)が最後まで見えていて、ちょっとジーンときた。
よくハグとかしてるのを見て、なぜか自分が母とハグしたり、膝で寝てるイメージが出てきた。成長してくると、母とくっつく時間ってすごく安心、穏やか、幸せなんだけれども、優しさに溺れていくような、箱庭に閉じ込められるような、沼にハマるような不安と焦燥、息苦しさも同時に覚えるんだよな。

イヴ・サンローランはすごく純粋な人物として描かれていると感じた。
おかしいほどの純粋さと無邪気さ、自分の求めるものを追い続けたいという欲望。美に対する絶対的な忠誠心と盲目的切望。それらは彼自身が持つ七色の、予測不能な魅惑につながる。

また続きを書きます

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