勝手に兄貴を姉貴として妄想してみる
 2010.08.28 Sat 11:08
兄貴が女性でもきっと本質は全く変わらないと思う。
どこまでもプロトタイプ、ハードボイルドなギャングなんだろうなあと。
任侠映画にでてくるような姐御とは違う、あくまでも組員(男性)といったような、でも男勝りとは違う。
平たくいえば仕事人間、職業婦人で、女としてみればちょっと冷たい印象の人間になっちゃいそう。
でもその根っこは兄貴というよりは母親で、ペッシは姉貴に叱咤されながらも垣間見るやさしさに、畏怖の念と尊敬を示しそう。
成長が大事とか言っちゃうところがもう、母親。

姉貴の「〜気がする」はきっと口癖だ。
兄貴の勘はある意味ほぼ根拠がないが違和感がある、なのに対し、姉貴の勘は最早『ザ・女の勘』てやつだ。
女の勘というやつがかなりの高確率であるっていうならば、姉貴の勘はきっとそれだ。
もう、全く根拠がないけど、それっぽいという感じ。
だからといって投げやりな気持ちで列車にのれるんじゃなくて、謎の嗅覚が姉貴に訴えかけるんだろう。
姉貴とお付き合いしたら浮気できないよ、ただでさえ勘がいいんだからすぐにばれる。
ただ、姉貴はきっと浮気とか気にしない、見えないところでやってくれるならいいやって感じだろうな。

口調はきっと兄貴のまんま。
「先っちょからケツまで云々」だとか、「『ブッ殺す』と心の中で思ったならッ!云々」だとか、女としてはちょっとはしたない言葉(っていったらジェンダーだけど)を使うと思う。
きっと姉貴はギャングのプロトタイプを演じきっているので、ギャングたらしめるもの、みたいな考え方を持っていると思う。
でも、一人称は俺じゃなくて私。
ギャングに性別がないと思っていながらも、女性であるという矜持だけは捨てないと思われる。
声は低めだけどよく通る。
海外ドラマを吹き替える声優さんみたいな声。

服装はスーツ、これは譲れない。
ただ、スカートかパンツかといったら、どちらかというとパンツを履きたい(ギャングに性別はないという考え方から)。
というか、仕事によって使い分けそう。
姉貴お得意(?)の大量虐殺だとか、殴ったり蹴ったり走ったり飛んだり銃ぶっ放したりのアグレッシブな任務だったら、断然パンツスーツ。
しかも踵のないローファーみたいな靴で動きやすさアップ。
この辺は機能重視。
一方標的が一人(男性)だったらスカート。
直を喰らわすためには超接近しなければならないから、我慢してスカートで誘惑してみる。
姉貴はきっと自分の魅力がわかっているから、いかにして近づきたい女になるかの魅せ方もわかってると思う(仕事人気質なので、徹底的に研究してそう)。
普通の襟付きスーツもいいけど、シャネルスーツみたいな襟なしもかわいい。
顔の造形は兄貴も姉貴もほぼ何も変わらない。
変わったのは骨格だけ。
おっぱいは普通の大きさだけど形がとってもいい。
でもマシュマロかといえばそうじゃなくて、骨と皮の胸板に詰まった肉をのせたような柔らかさ。
尻は小さくともくびれは大きそう。

グレフルさんの形は全く一緒(私の中でだと、なぜかグレフルさんってメタリカなみに無生殖なイメージ)。
スタンドと姉貴の関係性は、花京院とハイエロみたいな仲良し関係ではなく、フーゴとヘイズのような別生物でもなく、用心棒でもなく、便利屋でもなく、ドラドリみたいに中立的云々でもなく。
主人と従者みたいな感じ(?)。
姉貴の意志で勿論出現するし、能力が男性と女性をかぎ分けてしかも男性のほうが先に老化するのだから、きっと姉貴に危害を加えそうな男性を、姉貴の無意識下でやっつけてそう。
お姫様を守る、ではなく、あくまで主人をお慕いする、みたいな関係だと思う。

姉貴はきっとリゾットとお話しするときはビジネスライクな口調だと思う。
お付き合いしててもしなくても変わらない。
もしお付き合いしてても、最期の電話は睦言も言わない仕事用の用件のみ。
それをリゾットは疎むこともないし、姉貴も何とも思わない。
というよりも、兄貴じゃなくて姉貴だったら、そもそもチームの連中とも外部の連中とも絶対お付き合いしない。
あくまでもギャングであるという誇りを胸に、孤高でストイックな女性だと思う。

長くなったけど、最後にまとめるとするならば、やっぱり、兄貴のほうがいいってことです。

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