2009年10月
私たちは、惨敗を経験する。
我が高校の球技大会では、3種目を投票で選び、クラスの男女をそれぞれ三つに分けて競う。
私たちのクラスでは、運動神経のいい人たちのなかで、やる気のある人はバスケ、ない人はドッヂボールに参加した。
サッカーは、人気がないのだ。
なにせ、クラスにサッカー部員0人。そして、他のクラスは、ガチなのだ。
総得点、1。
勝ち点、0。
これが、現状。現実。
そして、昼休みFCは発足した。
現状を、現実を、変えたかった。
一年後、再び訪れる球技大会に向けて、昼休みを割いた。
いつも心に惨敗があるからこそ、いつでも立ち上がろうとする。
みんなに一言
負けよう。そして立ち上がろう。