拍手。
※人間で大人な藤本の息子祓魔師燐と15歳魔神の息子雪男
燐は腕を組み、うんうん唸っていた。目の前には襲ってこないように、と首輪が付けられ、その首輪から繋がっている鎖は部屋の端にある柱に巻かれている拘束状態の少年がいた。その少年は両腕も拘束され、目隠しされていた。
メフィストから、長期の任務です☆と言われ指定された部屋に来ればこの少年が繋がれていた。
彼は魔神の息子で、名前は分からない。
どこで捕らえたのかは知らないが、サタンが物質界に干渉出来ないよう、人質(悪魔質?)として捕まえたらしい。
そして、その少年の世話係として、俺に任された。メフィストはハンカチ片手に「あぁ、父上絶対怒ってらっしゃる…」と嘆いていた。
燐はこのまま悩んでも仕方ないと、実行に移すことにした。
「なぁ、何か欲しいもんあるか?食べ物とか…料理なら、俺得意だし」
「……」
「つか名前、知らねーんだよな。俺は藤本燐。お前は?」
「……」
燐が悩んでいたのは、何を話しかけても答えない事だった。
あなたとの初対面は最悪でした
「何か言ってくれねーと、わかんねーんだけど」
近づいたら、焔付けられた。
お題配布:空想アリア
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