返信という名の暴想
2020.07.02 Thu 23:05
医神先生飛びつく、…体質かな。
何やら生まれつき動きや呼吸が下手な種族らしいです。
原因はわかっていないのだとか、でも後天的なものではなく新生児のときからなのはわかっているそうです。
命に別状はなく、ただただ日常生活がたるいだけ(泣)
医神先生が現役なら解明してくれるのに(´;ω;`)
一週間にも及ぶ激痛になる原因の一つは、突発性鼻炎で一日中ヘドバンし過ぎた結果2〜3日後にくる筋肉痛で、これ自体は神経損傷ではない(他はある)安心しろだがこりゃ大変だって、先生が解明してくれました。
リハビリあるのみ!
休みはほとんど寝倒して安静にしてるから安心して。
心配してくれてありがとう。
小覇王の先生に言ってやりたいよー。
症状見て病院に急行するレベルか判断出来たら私も医者やってるー。
予防接種は、まだ上手に自分のことを話せない子どもの様子を病気のプロの目で見てもらう機会でもあるわけだし、わざわざ病院に行くほどでもないけどちょっと気になってることを相談する場でもあるわけだし、そこで初めて何か見つかっても誰も悪くないと私は思う。
もっと早くって思わずにはいられないかもしれないけど、もっと遅かったかもしれないし、今回の件はこれが一番早かったんだと私は思う。
たかなさんがちゃんと見ててあげたから病院でしか会えない先生に日常の症状を伝えることができて、正確な診断や自宅療養に繋がったと私は思う。
励ましたいのに上手に気持ちが伝えられなくて歯がゆい限りです。
兄も同じ病気だけどご存じのとおりおっさんになっても逞しく元気にやってるので気を落とさないでね。
コメント欄へ5コメも使ってお目汚しした(と本人は供述している)小話についてですが、気にする事はないと断言します。
貴サイトでは載せられないような妄想も、友人のコメ欄なら許される。
だって友だもの。
我々はボールやゲームではなく、楽しく妄想して遊ぶ仲ではないか!
どんどん吐き出して!
でもオチを気にしていらしたので、友としては応えねばという事で今回の小ネタです。
これが私達の遊び方だと信じています。
私の方こそいつも好き勝手して本当に申し訳ないのだから!!
でも友だから!いつもありがとう!
<毒を食らわば皿まで>
うさ耳ジュナスタはうさ耳桐子とうさ耳陽菜を見送り、うさ耳瑠衣を見上げた。
「るいるい。元気出た?」
「あなたのせいで8割ね。可愛く振る舞ってちょうだいな。」
「私はうさぎになりたいのではなく、うさぎをめでたいのよ。」
「あら。じゃあ私と遊ぶ?」
「アルジュナで遊ぶ。」
「アルジュナさんで?」
「で。」
うさ耳ジュナスタでどう遊ばせてもらおうか、思考していたアルジュナの背筋が戦慄く。
「アルジュナ、ステイ!」
今まさに逃げ出す前にペット犬のように扱われたインドの大英雄は業腹だったが、最高のサーヴァントを自称するが故に歯を食い縛って命令に従い踏み止まった。
しかし、自分の忍耐と判断力を呪わずに済んだどころか、感謝した。
「今日だけは実家から持ってきた燃えるゴミを大人しく着てあげるわ。だからお願い、うさ耳付けて。」
「燃えるゴミとは、あの可愛らしい服飾の数々ですか?」
「そうよ。私以外サイズ(主に胸囲)が合わなくて誰に譲ることもできないあのゴミよ。」
「迅速にご命令に従います。」
「待って!」
珍しくWINWINで機嫌のいい主従を引き留めたのは、瑠衣だ。
これ以上拗らせないようにと伸ばされたテスラの牽制の手を両手で握りしめて無力化しながら、目を輝かせた。
「私もその場に、」
「いていいわけがあるか!マスターはこっちだ!」
「じゃあせめて!せめて和子を着飾る役目を私に譲って!」
「構いませんよ。」
「「!?」」
アルジュナの快諾に、驚いたのはテスラとジュナスタだ。
テスラはただひたすら何ゆえかと驚いたが、ジュナスタは忠実なる僕の突然の裏切りに驚いたのだ。
「私では、マスターに涙目で睨まれるとどうしても加減をしてしまいます。瑠衣さん、よろしくお願いいたします。」
「任せて!」
「ちょっとアルジュナさんよ!殊勝ぶれてると思ったら大間違いだからな!?一番加減を知らん子に可愛いマスターを笑顔で託す時点でアルジュナも十分加減知らずのドSって事だからな!?」
「はっ、何を今更。」
「いや知ってたけどー!!」
「瑠衣さんの御手腕に期待し、楽しみにお待ちしております。」
「チックショー!!」
瑠衣に手を引っ張られて連行されるジュナスタを見送るアルジュナの笑顔は怒りにも似た迫力があり、テスラは今の研究が一段落したら、マスターの友人の主従の間で発生する謎エネルギーの解明に首を突っ込んでみても悪くないなと、気が付いたら退屈をさせてしまっている瑠衣のためにほんのちょっとだけ思った。
ノックでここまで感情を表現できるとは、天才と呼んで差し支えないだろう。
アルジュナの返事の後に、瑠衣の部屋で着替えさせられたジュナスタが入って来た。
顔が非常にぶすくれているのが残念だが、お嬢様然とした服装の頂には、アルジュナの頭頂部と同じうさ耳が揺らめいていた。
瑠衣のうさ耳だ。
「服装で扱いを左右されるなど云々。うさ耳にはしゃぐマスターが言っていい台詞ではありません。」
アルジュナに先手を打たれ、ジュナスタはよりぶすくれたが、文句は言わなかった。
アルジュナの言うとおり、言えなかったというべきだ。
ささくれだった心も、アルジュナの頭頂部で嬉しそうにピコピコするうさ耳を見てしまえば、どれだけ抗おうとも強制的に癒されてしまう。
「うさぎさん、可愛い。」
「あなたも可愛いですよ、マスター。どうぞ、こちらへ。」
主従関係を尊ぶアルジュナにしてはあるまじく、マスターの許しなくベッドに腰掛けたまま、両手を広げた。
立っていてはジュナスタの手が届かず、椅子ではジュナスタの腰を痛めてしまうからだ。
ジュナスタはベッドに膝をつき、アルジュナの頭を抱え込み、頬ずりした。
嬉しそうにピコピコするアルジュナのうさ耳に、額を押し付ける。
柔らかい毛が気持ちいい。
「サーヴァントとしてマスターに愛でられるのは光栄の至りですが、これではせっかくお召しくださった可愛らしい衣装が堪能できません。固くて申し訳ありませんが、膝に座っていただけませんか?」
「このうさぎさん、喋る。」
「喋りますし、動きますよ。」
音がするならひょいと、アルジュナは座ったまま軽々とジュナスタを抱き寄せて膝に座らせた。
ちょうど目線が合い、ジュナスタはアルジュナの清純な白衣に隠された厚い胸板に両手をついて距離を取った。
その顔は赤く、逸らされた視線は落ち着きがなく、うさ耳はぺたんと頭に引っ付いている。
微笑も硬いアルジュナの相貌も、これには綻んだ。
「同じうさぎなのですから、取って食いやしませんよ。仲良くしましょう?」
「うさぎだからこそ、…なんでもない。」
「うさぎがお好きなのでしょう?」
「…好き。」
「では、仲良くしてくれますね?」
常なら脱兎のごとく逃げるジュナスタだが、今日は大人しくアルジュナの膝に収まっている。
それが返事だ。
アルジュナがジュナスタの両手を片手に収めて距離を詰めた時だった。
「ルームサービスです!」
「だー!めー!」
にんじんが山積みになったワゴン片手にジュナスタのマイルームに腰に必死の陽菜をぶら下げた瑠衣が乱入した。
パシャリと写真を撮影、「これで10割!」と満面の笑みで退散、その間わずか5秒。
ジュナスタは残されたワゴンを呆然と眺め、次に愛刀を見た。
「ごめん、アルジュナ。あれがミスター・ムニエルの手に渡る前に叩き斬らねば。」
「何か不都合でも?」
怒髪ならぬうさ耳天を突く勢いで振り向いたジュナスタは、アルジュナに口付けられた。
手の甲でぬぐおうとするのを、大きな手で阻止された。
「私とよからぬ噂になるのが、それほど不快ですか?」
「色恋沙汰でからかわれるのは相手が誰だろうと、」
「相手は私です。」
アルジュナの有無を言わさぬ迫力に怖気づき、へたれたジュナスタのうさ耳をアルジュナは優しく撫でた。
ぺしぺしと、アルジュナの手を叩くように震えている。
「強がらず、このうさ耳のようにわかりやすく意思表示してくださったら、何からでもお守りいたします。ですから、少しは肩の力を抜いて、私に寄りかかってください。」
「この、自分が自分じゃなくなってくような感覚が不快で嫌いなの。」
「それもあなたです、マスター。私はどのようなマスターもお慕いしています。」
「ああしろこうしろってうるさいくせに。」
「あれもだめこれもだめ、存外うるさいのはマスターですよ。」
これ以上ジュナスタが喚かないように口を塞げば、開き直ったジュナスタの両腕が荒々しくアルジュナに巻き付いた。
もうジュナスタのうさ耳はへたれていない。
「ほらね。結局全部とっぱらうなら何着ても意味ないじゃない。」
口を塞いでいるのだから聞こえるはずのないジュナスタの声がアルジュナの耳に確かに届き、付き合いは長さよりも濃さであることをアルジュナは痛感した。
お粗末!!
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