ビッグ 愛は奇跡 感想
 2012.11.28 Wed 15:05
三木眞たら、もともと主役ガンガンやるタイプの声優さんじゃないのに、最近は若手に活躍の場を奪われ的なアレでヒロインのお父さんとかそんなんばっかりじゃないですか。
頭文字Dくらいしか主役ないじゃないですか。
でも「一般道を法定速度を無視してバトル」車漫画なんかに全く興味ないじゃないですか。
19で免許取ってから3キロしか走ったことないじゃないですか。

そういうわけで、本当はものすごく気が進みませんが、平日のまっ昼間から放送している韓国ドラマを見ることにしました。
なんとかさん、という有名らしい俳優さんが除隊後の初主演作だそうですが、なんとかさん、の名前を聞いたのもはじめてだし、おそらく何度聞いても覚えられないので、なんとかさん、で行きたいと思います。

実写ドラマは昔から時代劇以外はほとんど見ません。
特にこういった、恋愛ドラマの類は。
90年代の金字塔、高校教師ともう誰も愛さない以来の恋愛ドラマチャレンジです。
この二つのドラマの共通点は、ジェットコースターと言われた「展開が速い上に読めない」という娯楽要素たっぷりの、終わってしまえば実にどうでもいいっぽい流行モノというところでしょうか。
確かに流行ったんだけどね。そして面白かったんだけどね。

さて、気を取り直して、ビッグ 愛は奇跡(ミラクル)ですよ。
教員採用試験浪人らしき人物がヒロイン(小清水亜美)です。就職浪人らしくアルバイトに精を出しています。ドジッコ風のキャラクター設定で、朝ドラ「純と愛」のようにドタバタと結婚式場を走り回っています。
そこでドジッコらしくドジをぶっこいて結婚式をブチ壊すようなトラブルを引き起こすわけですが、そのトラブルのせいで、なんと高給取りの医者(三木眞)をゲット&婚約です。
どうやら臨時採用で教職までゲットしたらしく、まさに人生順風満帆。
そして勤務先の高校で、わけアリっぽく影があるっぽくイケメンっぽい転校生と妙に親しくなったりする少女マンガ的展開。
婚約者はどうも結婚に乗り気ではなさそうな雰囲気を漂わせていて不穏です。三木眞がクズ男っぽいです。

これは男二人に女一人の三角関係モノなのかと思うんだけど、タイトルバックの映像は、三木眞演じるなんとかさんを中心に女が二人いる画像なんですよ。
なにこれどうなるの?

そして、花とゆめ風の「年上女性と少年」的展開を臭わせつつ、なんとかさん、と転校生の持ち物が意味深に映し出されて、アラこれは男同士でなにか因縁があるのかしら?
一昔前の韓国ドラマのように生き別れた兄弟だとかそんな感じなのかしらと邪推をしながら見る。

泣いているヒロインを「ぐいぐい引っ張ってやるゼ!」とばかりに、まるっきり少女マンガの王子さまのような行動に出る転校生。そして三木眞のクズ化は止まらず、この段階(結婚披露宴の招待状は完成して、新婦側の招待客には配り終わっている状態)での婚約不履行は、ほら、あれよね?
かの国のあれなお得意なあれのあれで、要するにあれよね?
「謝罪と賠償を要求する!!」よね。
日本でも普通に慰謝料が発生する事案ですよ。

まず、結婚するにあたり用意した品物にかかった代金の弁済。(新居や家具家電など)
結婚披露宴に関する先払い費用の弁済。
これは全て一方的に婚約を破棄した側が支払うべきです。
そして婚約破棄に対する慰謝料ですね。
収入にもよると思いますが、年収分くらいが妥当ではないでしょうか?
こじれたら弁護士を立ててキッチリ請求して一円残さず回収しましょう。

しかしどうやら、なんとなくこの二人の結婚は成立しそう?という流れになり、やれやれ、これは三角関係ラブコメなのかなーと、見る側が方向性を定めたと思った瞬間!
まるで漫☆画太郎まんがのように、二人の男が交通事故でドカーン!!!!
そして死亡!!

どうするどうなる次回のビッグ 愛は奇跡?!



飽きるまでは見続けて感想を書いていこうと思います


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