離れていく心
 2014.10.30 Thu 03:25

現在俺は政務を2つしてんだ。
今回はどっちも長続きしそうだ。
初めての経験だしな。

米粒程度でもいいんだ…
頑張ってる事を認めて欲しくて
自分なりにがむしゃらにやってる。

副業の方は毎回無理言って
仕事させてもらえたりすっから
遣り甲斐も、生きてる心地もする。

これが半年、一年、二年と続けばまた
元親が、俺の名を呼んでくれんじゃねぇかって。
淡くて、不確かな事を勝手に思ってる。

ホントは聞きてぇんだ。
でも、恐怖もあって、今の俺が聞いちまっていいのか解らなくて、聞けねぇ…

Ha…!!俺らしくねぇよな。
竜の名折れだってわかってんだ。


でも今は。
元親に対して一言一言
自重だったり、言葉選ばねぇと。
顔色伺わねぇと…


心がもう離れてっちまってる。
元親の心が。

戻りてぇ…戻りてぇんだ。


神様…頼む。
時間を戻してくれ。
俺が別れを告げる前の時間に…

ホントは一分一秒も離れたくねぇんだ。

なのに…俺は、自分の本心を捨てて
別れを告げちまった…
あの時、素直になってりゃ

元親がどっかの知らねぇ娘と
楽しそうに歩いてたなんて話し
俺に回って来ることもなかった…

神様、懺悔させてくれ…

今一度、少量でも期待していいのなら
またアイツと、元親と笑い合いたい…

頼む、神様…

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