かばち2010.02.14 Sun 22:44
駄目な人は見ないで下さい。
大先生×たむら
（今日はなんか常になぐられてたような気がする・・・）
ため息をつきながら大野行政書士事務所に戻ってきた田村
（でも杏ちゃんのドレス姿可愛かったな、すごく幸せそうだったし）
「・・・あれ？」
所長室に明かりが灯ってる・・・大先生がいるのかな？
（てっきり杏ちゃんと帰ったんだと思った）
「大先生・・・？」
扉を開けてそっと呼んでみる
「おう、どうした田村？」
「いやっあの忘れ物取りに帰ったんですけど・・・」
「そうか・・・」
なんか沈んでる・・・？やっぱり寂しいのかな、一人娘が結婚するのって・・・
「田村」
「っはい？」
「ちょっとこっち来い」
「？はい・・・」
呼ばれて傍に行くと、突然腰を引き寄せられ抱きしめられる
「あっあの、大先生・・・？」
さらにぎゅうっとまるで掻き抱くように抱きしめる力が強くなる（どっどうしよう！大先生に抱きしめられるなんて・・！）
嬉しいけど恥ずかしい・・・！！い、今までだってこうなんていうか抱きしめて欲しいとか褒めて欲しいとか頭撫でてもらいたいとかいろいろ願望はあったけども！こんないきなり・・！
田村がパニックになっているのが分かったのか身体を少し離す
（でもちかい・・・！）
「田村」
「っは・・・い」
心臓が止まりそう・・・やっぱりおれ、大先生のこと・・・
「お前俺が好きだろう？」
「・・・はぇ！？」
な、なんで！？
「正直に言ってみろ」
至近距離でじっと見つめられる
「えっあの、なんのことか・・」
「田村」
「・・・っ」
ぐいっと腰を引き寄せられ、既にもう逃げられない状態
「言え、田村」
（ほんとに言ってもいいの・・？言ってもいいんだったら――）
「・・すきです」
言っちゃった・・・どうしよう！！恥ずかしいよ・・・！
「田村」
「・・は・・むぅ」
大先生から苦しい程のキスを贈られる
「あ・・んぅ」
（どうしよう・・・気持ちいい・・・）
「もう手加減はしないからな？」
「・・は・・え？」
「予定外だったが娘も結婚したし、これで気兼ねなくお前を手に入れられる」
「・・・え？」
「結構我慢したんだぞ？お前無意識に誘うような顔したりするから」
「えぇ！？」
続きます。
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