*会話文
屋上にて。
何かさー、世の中ってくだらないよなー。
何、いきなり。
や、だってさぁ。こうしてる間にもどっかで誰かがバッタバッタ死んでんだぜ?
次は悠やバカ兄貴かもしんねぇし、お前かもしんない。
……もちろん、俺も。だろ?
……熱、あるんじゃない?
ちげぇよ、ふと思いついたんだって。
つーか話の腰折んな!
…だからさ、いつ死ぬか分かんねぇってのに、金なんかの為に必死こいて働くとかバカらしいなー、とか思うわけよ。
典型的なニートの考えだね。
違ぇーって!
働くのって生きるためだろ?
でもその為に自分犠牲にするとか間違ってると思ったんだ!
続き話すぞ!?
働くのもバカらしいけどよ、それ以上に人を殺すのってバカらしいと思わねぇか?
みんないつか死ぬのによぉ。
わざわざ早死にさせる必要なんてねぇじゃん。
…悟りでも開いたわけ?
…ま、そんなもんだ。
(否定しろよ)
殺しなんてしたってなんもいい事ねぇじゃん?
相手も自分も傷つくだけだ。
俺、バカだけどさ、そんくらいは分かんだよ。
今自分でバカだって認めたな。
そんなとこばっか拾うな。
…自覚ぐらい、してる。
…で?
何が言いたいのさ。
んー―。結局、働かなきゃ生きてけないけど、働くことに意味ねぇならいっそ死んじまった方が楽かなぁー?って。
お前に自殺願望があるとは知らなかったな。
別に、そういう訳じゃねぇけど…。
…‥あー、やっぱ死にたいかもしんない。
今死んどけば明日のテスト受けんですむし。
なら、そこ(フェンスの向こう)から落ちたら?
痛いのはやだ。
こっから落ちたりしたら、ぜってー痛いだろ?
当たり前だ。
じゃあ嫌だ。
…なーんかいー方法ないかなー?
風呂で眠って水死すれば?
それ苦しくない?
寝てるんだからそんな事気付かずに死ねるよ。
(普通、息苦しさで目が覚めるけど。)
そっかー。じゃあ今日早速ためしてみるわ!
キーンコーンカーンコーン…。
…やべっ。次移動じゃん!
早く行こ…‥っていないし!!
おい、ちょっ、待てよ。
待てって。…空ー――っ!!!
その夜。
♪〜♪〜♪
…‥。
ピッ。
“おい、空っ!バカ、お前、ちょー苦し…っ!”
ピッ。
ツーッ、ツーッ…。
……‥。
(僕、なんでこんな奴と付き合ってるんだろ…。)
そんな毎日
(お前なんで昨日途中で通話切ったんだよ!?)(…本当バカ‥。)(はぁ!?)(何でもない。(試すまでもないだろうに…。))
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きっと蒼月の駄文に意味を求めるだけ無駄だということが知れたことでしょう…。
数Tの時間に思いついた物。
因みに2人共男の子。そしてオレンジ君は陸って名前がついてたりします。
彼はバカさ加減が丁度いい。凄く書きやすい。
続くかもしれません←それより夢更新しろ