屋上から見下ろすテニスコートには誰もいなくて
ただっ広いテニスコートが寂しくアタシの目に写った。

今日は卒業式で当たり前ながら部活はやってない……。


(やっぱり来たか…)


がやがやと下の方から声がすると思ったら
卒業証書を持ったお馴染みなメンツに、2年が付き合わされ(岳人が日吉を引きずってた)テニスコートへ向かってた。




「おい、そんなことで見下ろしてねーでさっさと来い。」




そーいった跡部はこっち(屋上)を見てなくて、

皆アタシが屋上に居るって気付いてなかったのに、見つかってしまった。


(はぁ……。)


行かなくても後々煩そうだから行って見るとそこではもうやりたい放題プレーしてて(跡部がダブルスしてた!)みんな楽しそうだった。







トラビアータは微笑した


(最初から最後までテニスかよ……テニス馬鹿…。)
(うちらは卒業なんて関係ないよね?)








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お題お借りしました。

初です。

お題って良いですね*'
題名って考えるのめんど……大変ですもん。


最後までありがとうございました。

最後に「トラビアータ」って何でしょうか?


2009.1.5 月

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