人狼について
 2016.07.21
ネタバレ注意

人狼について。

本来"人狼"とは、"狼男"の別称です。狼男とは簡単に言えば、ヨーロッパを中心とした伝説の一つで獣人の一種だと言われています。狼、または半狼半人の姿に変身する人間や、狼に憑依された人間のことをいいます。基本は男性なんですが、女性もいるそうでそれをひっくるめて"狼人間"とも言ったりします。あとは満月を見ると狼になるというので、有名です。詳しくは調べてみてください。結構面白いです。特に歴史なんかはかなり面白いです。魔女狩りと同じ頃に狼人間狩りとかもあったそうです。ヨーロッパ怖え。

当サイトでの"人狼"は上の文とほとんど変わりませんが、どちからというと妖怪や神寄りです。人狼の寿命は、基本的には普通の人間の寿命の2.5倍から3倍なので、妖怪からしてみると動物系の妖怪なので少し短めです。なので、一族なども存在しています。不知火が引き取られた一族は、伏姫の血統の一族で人狼の中でもかなり位の高いところにいます。人狼としての力が強い人が後を継ぐことで一族の力も位もトップ3あたりにいることができます。なので、不知火のお兄さんである霧島さんは、一族の本家の出で年々弱くなっていく一族の中ではかなり力が強かったので跡取り候補だったんですが、不知火の方が人狼としての力が強く取り消されてしまいました。ちなみに当サイトでいう力とは、満月の力を借りずに自在に姿を狼、獣人、人間の三つに変えれることをいいます。しかし、年々血筋が薄くなっていく一族の皆さんは、満月の力を借りても一部だけしか狼になることができません。霧島さんは満月の力を借りれば、狼になれるので力が強いという事で跡取り候補でした。なれる狼の大きさや種類はそれぞれですが、基本的にはハイイロオオカミやホッキョクオオカミのような人が一人乗れるくらいの大きさが普通です。ちなみに狼の大きさが大きければ大きいほど、力は強いというわけでもないです。基準は第一に人狼としての力の強さ、その他に自在に姿を変えれることと、一族を導けるかどうかなので大きさはあまり関係ないです。ちなみに不知火の一族以外にもいくつか一族がありますが、不知火の一族の評判は結構悪いです。だいたいどこの一族も力が強い人狼が一族を継ぎます。
また、妖怪としてよりは神様としての力が強い場合だけ、神として本来の姿というものがあります。基準の大きさやイメージ的にはもののけ姫に出てくるモロの君なのですが、毛並みの色や大きさが違います。不知火の本来の姿はメラニズムなので、黒い毛並みと真っ黒な目をしています。神様の力が強いと普通の人狼よりかなり長生きをします。なので、不知火は人狼としてはまだまだ子供ですが、人としては長生きをしてる方です。神様寄りの人狼の場合、一族とは別にそれぞれ縄張りを持っていて、縄張り争いも起こります。縄張りにいる動物たちを統率して、古くから生きるものや若く力が強いものの中には、人の言葉を理解し喋るとこができます。また、満月と逆に新月が近くなると力を一時的に失ったり、逆に強まり制御できなくなることがあります。新月を挟んで一週間だったり三日など人それぞれです。人の姿になれなくなったり、幼児の姿になったりとこれも人それぞれです。

人狼の人としての容姿の共通点は、狼のような眼に、だいたいが目元に朱が痣のように入っています。不知火の場合は目尻の下らへんに朱があります。人間の耳はなく、髪が狼の耳のように跳ねていて普通に動きますが、水に濡れるとペタッとなります。獣人になると耳のような髪がちゃんとした耳になり、尻尾が二本生えます。
完璧な獣人や手足と頭が狼らしくなる半獣人などの姿は神様寄りの人狼が得意としていますが、普通の人狼でも耳や手、足など一部だけを獣人のようにすることができます。

弱点は聖銀なので、銀で出来た物を触ったりすると火傷をします。また銀製の武器を使われると傷の治りが遅く、人狼としての力がほとんど使えなくなります。聖銀で出来た武器は即死しますが、銀製以外の武器ならどんなに受けても死にはしませんが、受けすぎると傷の治りが遅くなります。あと、教会やお寺などが苦手です。

人狼なので、人を襲って喰べたりもします。基本は処女や子供、霊力の高い人間を喰べたりしますが、たまに人として最低な分類に入る人間を好んで喰べる人狼もいます。俗に言うゲテモノ好きというやつです。



だいたいこんな感じです。この人狼の設定で書く連載もあるので、一度まとめて見ただけです。増えるかもしれません。
何か質問があれば、気軽にどうぞ。

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