2009.02.12 Thu 21:46

澄んだ蒼い夜の空を部活中に見ていた。


『あっ…一番星…。』


キラリと光った星は、その後に見た星たちの中で一番輝いていた。


輝き…。


何でだか…アイツを思い出した。

アイツの眼はまるで何もまだうつしたことのない無垢なモノで…。

うちは視入ってしまった…。

吸い込まれそうな瞳は…全部を見透かしたようにうちをうつしてた。



思い出して泣きそうになる。



ぁあ…



私はアナタを忘れてないよ…。



アナタは私を覚えてますか…?



恋愛してなかったとしても…デリカシーが無くても…



私はアナタの温かい背中が大好きでした。

アナタの寝顔が大好きでした。


膝枕をして、寝ているアナタの髪を撫でているときがすごく暖かい気持ちになりました…。





今、アナタの目はどこを見ていますか…?




いつの間にか街の中でアナタを探している私はバカですね…。






愛せなくてゴメンナサイ。






アナタは優しい人だから…きっと自分の所為だと思っているだろうけど…。

だからきっと、アナタはあの時みたいに私の前で泣かなかったのだろうけど…。


今でもあまのじゃくな自分に後悔してます。



別れたことにではなくて…自分を最後までだせなかったことに。


文句を言っただけの自分に。








今でもアナタは私を見てくれますか…?








甘えてごめんなさい…。
 


コメ(0)

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