私たち防災ママプロジェクトのメンバーは
和歌山市防災課の皆様のご協力のもと避難所運営ゲーム(HUG)を体験しました。
今回の特集ではその体験をまとめたいと思います。




避難所運営ゲーム(H避難所 U運営 Gゲーム)とは?

もし、あなたが避難所の運営をしなければならない立場になったとき、最初の段階で殺到する人々や出来事にどう対応すれば良いのでしょうか。
避難所HUGは、避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したものです。避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。(静岡県HPよりhttp://www.pref.shizuoka.jp/bousai/seibu/hug/01hug-nani/01hug-nani.html)





ゲームの流れ

読み手が次々に避難者のプロフィール(性別、年齢、持病、性格など)や
イベントのカードを読み上げます。

それをチームで相談しながら素早く避難場所を案内し、イベントを対処していきます。



例えば
「両親が行方不明の小学2年生」「インフルエンザの疑いがある人」
「日本語が通じない旅行者」
などをどこに配置するのが適切か


「トイレをどこにどのように設置するか」
「食料が90食分到着(全員分には足りない)」
「総理大臣が訪問にくる」
などのイベントにどう対応するかなど難題を素早く解決していく必要があります。



読み手のカードがなくなったら終了し、意見を交換します。



感想

・整理しながら、避難者の受付をしようと思ったが、次々と人が来て、混乱した

・いつまで続くのかとイライラした

・混乱した中に、問い合わせがあったり、総理大臣の訪問が予定されたりと、予想して いなかったことが起こり、困惑した。

・次から次へと人がきてマニュアルを読む暇もないし、目の前の問題に対処するのにい  っぱいいっぱいでどう協力していのかわからないかった。自分と同じ仕事は頼める  けど、相手が知り合いでなかったら他の仕事をお願いするのは難しいことだと思っ  た。

・自分が想像していたよりもはるかにいろんなケースが舞い込んでくるので、あらかじ めルール作りや、担当配置など練習しておけば今日のHUGよりもスムーズに作業でき  るとおもう。

・終わりのない作業に疲れといら立ちを感じた。最後が見えてい.ればそこを目指してが んばろうという気になるのになと思った。

・AEDのように運営するひとが何をすればいいのかわかりやすい作業の流れの説明がある と運営しやすいと思った。だれでもいつでもできるような避難所運営セットがあっ  て、各担当に今日やるべき項目とその道具がセットで渡されるようなそんなツールが あるといいなと思う。



和歌山市防災課のみなさま、ありがとうございました。



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