男主×ジュビア(妖精の尻尾)
2010.12.23 Thu
―「ジュビアは雨女です」
―「だから、皆嫌うんです」
―『俺は雨、好きだよ』
あの時、あの少年の言葉が不思議で堪らなかった
「…シュウ、本当に妖精の尻尾にいたんですね」
少年に再び会った
少年は大きくなり、少年は格好良くなった
比べて自分は変わらない、外も、中も
『楽しいからね』
「…どうして」
『ん?』
「どうして雨が好きって言ったんですか?」
『あぁ、あの時の、か』
「そんなにジュビアで遊びたかったんですか!?」
『は?』
「あんな事言って、ジュビアの反応見て可笑しかったんでしょう!?」
だから、だからあんな事言って…
『…ジュビア、頭大丈夫か?』
「なっ!ジュビアは馬鹿じゃありませんっ!!」
『そういう意味じゃないんだけど…』
「じゃあどういう意味ですかっ!」
『ジュビアが雨女だからって嫌われてたけど、俺は雨が好きって思ったからそう言っただけ』
え…?
『雨はさ、何もかも流してくれんじゃん。それにさ…』
―雨の後の空はすっげー綺麗じゃん
『だから、俺、雨好きなの』
ジュビアの…勘違い…?
「は、恥ずかしい!!」
『…ぷっ』
「な、何で笑ってるんですか!?」
『や、可愛いな、と思っただけ。くくっ』
「笑わないで下さい!」
うぅ〜…
恥ずかしい…
『でもね』
「…?」
『雨よりもジュビアが好きだよ』
「!!?」
妖精の尻尾の漫画を中古で買い出して、調度幽鬼の支配者編が終わって楽園の塔に入ったところです
それでジュビアVSグレイを見て思いついた話です
ジュビア大好き
あの子何であんな可愛いんすか
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