めも
更新停滞中に書きなぐりたくなったもの
小説の残骸
パロディの設定について
そのうち、ちゃんと小説にするつもり。
不定期更新です。
2009.02.03 Tue 04:04
5年で麻雀考察(べんきょしろ)
三郎
小さい頃から雷蔵と2人打ちで遊んでた。4人の中では一番やりこんでると思う。
捨て牌見るだけで相手の上がり牌とかも予想できる。
やりこんでるだけあって、牌の流れが分かってるから、無理に高い役を作ろうとはしない。
平和とか対々和みたいな平凡な役に、ドラとかタンヤオとかの役を絡めていって点数を稼ぐ。
だから大抵負けない。
雷蔵
三郎と一緒に遊んでたから、そこそこ強い。
でも役とか点数計算とかはややこしいからあんまり覚えてない。
メンタンピンが基本。
三色同順とか盃口とかが好き。
三郎が人の手の内読んじゃうから、引っかけリーチが得意になったらいい。
兵助
ようやく大体のルールが分かるようになった。
字牌が好きで、ついつい大三元とか大四喜とか狙っちゃう。
だって字一色とかかっこいーじゃん。とか言ってみる。
白牌を見て、豆腐みたい、とか言いながらうっとりしてる。
はち
ど素人。
要は3つ並んでるか同じ牌を4組集めて、頭として2つの同じ牌を作れば良いんだろ、みたいな。
おかげで役がないのに上がったりとか、チョンボが多い。
特に何も考えないでやってるから、捨て牌で大体分かる。三郎のカモ。
字牌は使いにくいから、2つ揃ってるとか、ドラじゃない限り捨てちまえ、って三郎に教えられたから、回ってきた字牌をことごとく捨てていったら捨て牌が全部ヤオ九牌になってて、思いがけず流し満貫になりました、ってことがたまにある。
みんなで麻雀やりたいのに、周りに麻雀の出来る子がいないから、かっとなってやった。
そういう自分もど素人ですが。
役は分かるけど、点数の計算とかがよく分からない。
忍たま麻雀とかでないかな。忍たまーじゃん。(ばか)
誰か作ってくれー。
2009.02.02 Mon 03:38
竹谷2年生くらい。捏造注意。
下の小話と対になっています。
ああ、また来た。
鼻唄を口ずさむのは止めないで、俺は耳を潜ませた。
ひょこり、ひょこり、と足音が近付いてきて、風呂場の格子戸あたりで、ぴたり、と止まる。
風呂場の外に誰かが居ることに初めて気が付いたのは、結構前の話だ。
一体何なのだ、とは思ったけど、特に覗かれている訳でもないし、放って置こうと思った。
今では何故か、そいつが来るのを心待ちにしている俺がいたりして。
そいつが来るまでの間、俺は落ち着いて風呂に入ることも出来なくなった。
格子戸の下にいるやつが誰かなんて、確証はない。
けれど、多分、あいつ。
風呂からあがる直前に、格子戸の下を盗み見たことがあった。
そいつは、緩く波を描いたつやのある黒いかみの毛を高い位置でまとめていた。
その綺麗なかみの毛には、何となく覚えがあった。
2年い組の、寂しそうな目を必死に隠そうとしていた、あいつ。
どうしてここに来るのかは分からない。
いつか、聞いてみようかとも思う。
そしたらあいつは、どんな顔をするのだろうか。
*********
なかなか懐かない動物を懐かせたがるむつごろう竹谷。
この頃から鈍感で、懐だけはいやに広いともう、久々知くんまっしぐら。
2009.02.02 Mon 03:08
久々知2年生くらい。捏造注意。
風呂場にひびく、調子っぱずれな鼻唄。
開け放たれた風呂場の格子戸から、愉快そうな旋律がもれて聞こえてくる。
俺は毎日、その格子戸の下にちぢこまってしゃがんで、アイツの奏でる能天気な鼻唄を聞く。
今日あった嫌な出来事も、くやしくて泣いてしまいそうな出来事だって、全て忘れさせてくれるのだ。
鼻唄を奏でているやつが誰かは、分からないけれど。
声変わりしきっていないから、多分年下か、同い年だと思う。
いつか、声の正体が誰か分かったら、俺からいうんだ。
俺と、友だちになってくださいって。
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幼少久々知は自分から話すの苦手で、友達づくりとか出来ない。かわいい。
本当は友だち欲しいけど、忍者には必要ないから、って、小さいながらも自分に言い聞かせてるんだ。かわいい。
そんで、はちの声から滲み出る懐の広さに惚れて、声だけを聞くために毎日風呂場の窓の下に通うプチストーカー久々知。かわいい。
久々知の小さい頃は今以上に天然で電波なんだと思う。
2009.02.01 Sun 00:15
タカ→←久々?
わざと冷たく当たっているのだ。
これ以上、人の心に土足で無遠慮に上がり込んで来て欲しくないから。
あの腑抜けた笑顔を見ると、今まで必死に積み上げてきたものが、一気に崩れ落ちてしまうような錯覚に囚われる。
お前は、髪結いをやってきたのだろう。
人間の機微には敏感なんだと、話していたじゃないか。
それなら、俺の気持ちも察しろよ。
わざと、冷たく当たっているのだ。
(それでも君は、笑うから)
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タカ丸には社交辞令とかが効かなくて、気がつけば心の中に上がり込まれる。
ほだされそうになるけど、そのせいで自分が弱くなるのがいや。
人の機微には敏感だと言うタカ丸は、久々知の葛藤にも気付いてる。
心の奥底では、すがりつける相手を欲していることにも気が付いてる。
人に心を委ねることが怖い臆病な久々知もえ。
2009.01.13 Tue 10:14
駄犬(忠犬)。
耐え性がないのだ、根本的に。
好きだと思ったら、真っ先に気持ちを伝えたい。
気持ちを伝えて、手を繋いで、抱き合って、キスをして。
想いが伝わらないことなど、頭の隅にしか考えていなかった。
断られる理由なんて、考えれば考えるほど出てくるというのに。
(だって兵助は、斉藤さんに恋してる)
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?←タカ←久々←竹。
久々知がタカ丸のことを好きでも、気持ちが止まらなかったはち。
斉藤さんは他の誰かが好きだから、諦めて俺にしとけよ。って。
でも、いちおう忠犬はち公だから、兵助が振り向くのをいつまでも待ってるんだきっと。