みなさん
心の病についていかがお考えですか?
心の病といっても1つじゃなく
色々なものがありますね
そういったことで悩んでいる人も珍しい世の中では無くなってきています
体に表れる病気と違って、表に目立つものではありません
治ったかハッキリはわからないですし、精神を安定させる薬はあっても、必ず効く特効薬というのもありません
ですがこれらの病気に対して、理解がない方からの偏見があるのも事実です
「意思が弱いだけ」
「我慢出来ないのが悪い」
「かまって欲しいだけ」
心無い言葉を浴びせる人も少なくありません
でもわかってほしい
みんな自分と闘ってるんです
自分が弱い事は本人が一番わかっているんです
だからこそ強くなりたい
弱い自分という現実と強くなりたいという願望
心の中には常に葛藤があります
自分は一生このままなんじゃないか
自分のような人間が生きていていいのか
私はきっと誰にも受け入れられない
あの人は私の事をどう思ってるんだろう
不安や恐怖が頭から離れなくなることもあります
また、ちょっとした事で誰かに迷惑をかけただけでも、ひどく落ち込む事だってあります
葛藤、不安、恐怖、自分への失望感
マイナス思考と言えばそこまでですが、本当に苦しんでいる人達はそれだけで自分の存在さえ否定します
心の病は突然発症します
私もそうでした
ちょっとした悩みがどんどん大きくなっていく一方
誰にも相談出来ず自分の中に溜め込んでいました
人前では明るくいようとするばかりで、暗い気持ちを隠し、楽しくもないのに笑って…
そんな生活を続ける内に、しまいには自分の本当の感情がわからなくなってしまいました
さらに酷くなり結果的に鬱状態、OD、自傷症候群、摂食障害となってしまいました
そんな生活が堪らなく嫌になり、過去に2回自殺を図りました
腕を剃刀で深く切ったこともありました
腕の手術と入院、リハビリを経て現在は普通に生活しています
ですが傷痕は一生消えることはないでしょうし、未だに傷が疼いて痛みが走ることがあります
それは私が同じことを繰り返してはいけないという、この先ずっと背負って生きていかなければならない罪だと思っています
まさか自分がそうなるとは全く想像していませんでした
毎日がすごくすごく
苦しかったです
真っ暗なトンネルの中を歩いているかのようで
不安や恐怖が常につきまといました
家族や友達がそばにいることはわかっていても、自分はこの世に1人しかいないという孤独感でいっぱいでした
当時の私の望みは死ぬこと
只それだけでした
何故自分のような価値の無い人間が生きているのか
全くわかりませんでした
本当に生き地獄でした
でもやっとそんな毎日から抜け出しつつあります
時間はかかりましたが、今は死にたいと考えなくなりました
自傷行為もしていません
それは私が「一人じゃない」ことを家族や友人に教えてもらったからです
今では支えてくれた人の為にも生きたいと思っています
もしあなたの家族や友人、大切な人が悩んでいたら
あなたがその人を助けてあげてください
話を聞くだけでいいのです
傍にいてあげるだけでもいいのです
よかったら抱き締めてあげてください
そんなに難しいことではないはずです
人は独りではありません
誰もが誰かの愛する人なのですから