ふざけてみました(笑)
11.16 Fri 00:02
おふざけで覚醒の子世代でカゲプロの自分の好きな楽曲パロを二つ作ってみました♪ちなみに年齢操作はしてません^^
※死ネタ注意!!
配役
ヒビヤ:アズール
ヒヨリ:マーク♀
コノハ:ジェローム
おk?
おkの方は下に!
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1)カゲロウデイズ
「ふぁ〜……眠いよ、」
「寝不足ですか?」
まあね、といいながら僕は携帯をつけると、8月15日の午後12時半くらいだった。外は物凄く快晴で雲が見当たらない。病気になりそうなほどのまぶしい日差しが照りつける。
公園のベンチでゆっくり話をする。マークは黒猫を撫でながら
「でもまあ、夏は嫌いですね。」
彼女はふてぶてしく呟く。マークにしては凄く珍しいことだなと思った。黒猫はマークの膝から降りて道路の横断歩道に向かって行く。マークはそれを追いかけるように行くと彼女が飛び出したときには
「マーク!待って!信号が…」
信号が赤に変わっている。
横からバッと通ったトラックがマークを引き摺ってる。ゴスッと鈍い音と一緒に。見ると周りは気持ち悪いくらいの赤だらけ。トラックにもついている。血飛沫の色とマークの血が混ざりあって噎せる。
横断歩道の反対車線で嘘みたいな僕の姿をした陽炎(カゲロウ)が
『嘘じゃないから』
ってわらってる。夏の空の色、蝉の鳴く合唱の音……に眩み、意識を放した。
―――――――
パッと目が覚めると自分の部屋。時計が鳴り響くベッドの上、しかも、部屋の中は真っ暗。
「今は何時だろう?」
カレンダーは8月14日で時計は午前12時過ぎくらいを指していた。
夜中なら真っ暗で同然だろうと思いながら、部屋の窓を開けるとなんともけたたましく、何故かやけにうるさい蝉の声を覚えている。
「まあいいか、明日またマークと公園に行こう。」
――――――
でも、なんか不思議すぎる。
昨日見た夢は思い出せないけど、なんかやけに嫌な感じが治まらず、マークに
「ねぇ、マーク……今日はもう帰ろう?」
「?はい、でもどうしたんですか、アズールさん?何だか今日はアズールさんらしくないですね。」
「僕だってそんな日はあるさ。」
僕とマークは歩きながら話していると周りの人の様子がおかしい。みんな、上を見上げて口を開けている。僕もその方向をみたら、マークの方に建設中に使ってる鉄柱が落下してきた。僕の真横のマークが鉄柱に貫き突き刺さる。
「………ぅ、うわああぁぁぁぁ?!!!!!!!」
僕はあまりの驚きに腰を抜かしてその場で座り込む。
反対車線にいる僕の姿をした陽炎は
『夢じゃないから』
ってわらう。
視界は眩んでゆく中、マークの横顔は何故かわらっているような気がした。
―――――――
目を覚ました8月14日
マークはマンションの階段から転落して死んだ。
8月14日
車に突っ込まれて、引かれて死んだ。
8月14日
歩道橋から転落して死んだ
8月14日
マークが死んだ
8月14日
マークが死んだ
8月14日
マークが死んだ
何度世界を眩まそうと陽炎はわらい、奪う。
何度も何度も。
何十回、何度も繰り返そうが、陽炎が奪う。
だけど、こんなに何度も繰り返して漸く気が付いた。
こんなよくある話なら
結末──やることは一つだけ。
繰り返した夏の日の向こうへと……。
マークが猫を追いかけ横断歩道を渡ろうとしたとき、僕はバッとマークを歩道側に押して、自分自身が横断歩道に躍り出るとトラックにぶつかった。
マークが揺れた瞳して、ぶつかった体が軋み、乱反射する。
文句ありげな陽炎に向かって
【ざまぁみろ】
ってわらってやった。
実によくある夏の日のことそんな何かがここで終わったんだ。
―――――――
8月14日
目を覚ますとベッドの上、少女はただ
「また、駄目でした。」
猫を抱き抱えてた。
...終わり?
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2)コノハの世界事情
意味と夢の命を集められ作られてしまった身体。終わった命を蒸し返す機械らしい。
【これ彼の昔の話】
人一人が涙を流して「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は昨日時点で予想通りグタグタ過ぎてその時点で諦めたほうがいいだろう?
次の二人が街の隙間で……
水色の夢見てた
「───!危ない!」
水色の彼が彼女を押し退けゴスッと鈍い音を出してぶつかる。
身体はまた飛び散る。
「────……さん?いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」
それに泣き叫ぶ彼女。
目醒めない私はただ見ていた。時間の秒針が進むのをやめ、世界もろとも眩み出した。
──この夢は終わらない
意味と夢と事態を合わせて
ただ ただ考えてく頭
「この世界はどうやら少しヤバいらしい。」
【これは彼と彼女のお話】
作られてしまったこの心では、もう言葉も届きもしない
揺れる太陽の音
蒸せるような炎天下
(なんかおかしい……病気になりそうな日差しにやけにうるさい蝉の音……まさか?!)
はじき出されたような
蝉の声が鳴り響き始めても……
ユラユラ揺れる透ける身体では伸ばした手すら届かないまま
「マーク!危ない!」
彼が彼女を押し退けゴスッと鈍い音を出してぶつかる。手を伸ばすが秒針はふざけて止める。そして
「アズール……さん?いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」
彼の踏み潰される未来を
反対車線で見ていた。
機械仕掛けの世界を抜けて
木の葉の落ちる未来の風景へと……そのお前の目で
わらう日差しはどこかに消え、8月は何度でも過ぎ去って「また来年」と笑いあうそんな未来なら?
期待ばかりハズレる世界の隙間に予報外れの雨が降ってくる。
その時、その時に──
例え未来が書き換わろうともあの瞳は──……
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ここまで読んでくださってありがとうございました^^
感想、コメントくださるとありがたいです!
では〜(*´∇`*)/"
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