君遠
2012.02.05 Sun
しゃがみこんで、膝に顔を埋める彼はいつもより小さく見えた。
合宿所の方では、皆もう夕飯を食べに食堂に行っているのだろう。
「遠野くん、戻りましょう」
「…うるさい。話し掛けるな。あっち、行けよ」
聞こえた声は、いかにも泣いてましたって声。
「また明日も頑張れば良いじゃないですか。夜練だって朝練だって、言ってくれれば付き合いますよ」
私はそう言って、まだ顔を上げない遠野くんの頭を撫でた。
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負けていじける遠野先輩とか(^ω^)
遠征後はそう簡単に負けないと思うから、U-17始まったばっかん時とか…そこらへん\(^O^)/
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