『例えば10年経って
街で偶然出会っても・・
君は変わらないだろうね』
急に真面目な顔で言うから
思わず吹き出しちゃったけど
何だか心が少しだけ熱くなる
巡り来る季節のリズムに
心がきっと踊りだしてる
この瞬間が止まればいいと
強く思った
巡り来る季節のハーモニーが
耳もとをそっと掠めていった
この歌が届けばいいと
君を想った
暮れて行く街の何処かで
それぞれの路を歩いている
僕たちが目指す未来は
いつでも?
BLコンテスト・グランプリ作品
「見えない臓器の名前は」
リゼ