くだらないもの
過去拍手とか、短文。
名前はデフォルト名です。
2016/07/15
#稲妻+10
やっぱりぶつ切り
家事の邪魔になるからと、ひとつにくくっていた髪がほどかれた。振り返ると難しい顔をしたサリューくんがいた。
「サリューくん、急にどうしたの?」
「うるさいな。ちょっと動かないでよ」
櫛を持ったサリューくんが軽やかに腕を動かして、私の髪を撫で付ける。突拍子のない行動。しかし彼との付き合いもそこそこに長くなってきて、これくらいの行動なら慣れっこだ。
「ふふ、誰かに髪をとかれるなんて久しぶりだな」
「なに、円堂守にでもとかせていたの?」
「違うよ。お母さん。私のお母さんは早世だったから、うんと小さいときの記憶だけどね」
守のことを話すと機嫌が悪くなるサリューくん。さっき絶対私の髪の2,3本は抜けてしまっただろうな。
「……ここ最近、メイアの髪をセットしてあげているだろう」
「ああ、毎日ギリスくんとデートだから、かわいくしたいんだって」
お似合いカップルの二人は本当に毎日がデートだと豪語している。未亡人をさしおいてなかなか、うん、うらやましい限りである。
「メイアが言っていた。母親がいたら、結芽みたいな人かもしれない、と」
もてあそぶように髪を触っていたサリューくんは、その手を私の肩に置いた。
「結芽は僕たちに家族を教えようとしているんだろう?ならその作戦は成功だ。セカンドステージチルドレンは君の事をとても慕っている。僕以外はね」
「家族を教えるというか、なりふり構ってられなかっただけなの。10年……いや20年かな。待たせてしまった恋だったから。守が私を思ってくれていたぶん、今度は私が追いかける番だ!って。じゃないと此処には乗り込んでこられなかった。そうしたらサリューくんとも会えなかったね」
「サリューくんがね、好きになってくれた私は、守が愛してくれたから今此処にこう在るの。だから、私を好きだというのなら、守のことも好きになって欲しいわ」
「石を愛する趣味なんてないよ」
2013/02/27
#マギ
別館の夢魔ネタ
番外編的な感じでかきたいのメモメモ
・紅炎に一目惚れされる夢主
・↑の出来事で紅覇に敵対される話
・モルジアナの夢
・シンドバッドと月見酒
・夢の中で15巻ペーパーの地獄(笑)のすごろく大会開催
・ティトスと旅する
・アラジンとお昼寝
2013/02/27
#ついったのねた
イナクロのサリューくんで
夏目漱石が『月がきれいですね』、二葉亭四迷が『しんでもいい』と訳した「I love you」。----- サリュー・エヴァンは『時間が止まれば良いのに。』と訳しました。
…サリューくん萌えぇぇえ!
2013/02/21
#ついった診断
●稲妻
野中結芽に似合う服装(時間軸ばらばら)
似合う→「Tシャツにジーパン」
「守とサッカーしやすい格好だね」
「そうだな!今日も一緒にサッカーしようぜ!」
「うん!」
とても似合う→「プリキュアのコスプレ」
「なんか、すごく恥ずかしい…もっと小さい子がきたらかわいいんだろうけど」
「いやっ似合ってる!」
「…うぅん」
似合いすぎる→「学ラン」
「…って言うことらしいから、守の学ラン借りて着てみたよ!」
「…」
「(あぁ円堂くん、ときめきすぎて今にも倒れそうですよ)」
「あれ、彼シャツみたいなもんだしなぁ」
「半田ってむっつりだったんだねー」
最高→「バニーガール」
「おっお帰りなさい守」
「ただいま、結芽今日のごはんな、に…ってあれ、え?」
「ごっご飯は唐揚げとごぼうサラダとお味噌汁だよ」
「いやっ結芽その格好は!?」
「だってなんか最近守元気無かったから…ちょっとでも変なことしたら笑ってくれるかななんて」
「結芽…ありがとうな」
リア充ばくはつしろエンド
●海賊で
もし魔法使いだったら診断
シュロが得意な魔法は炎と風の複合属性で肉体強化タイプ。天を裂く程度の威力で連続して60回使える。そしてあなたの通称は最強の死神と呼ばれる。
死神wその通りですなって笑ったからのせる。他に意味はないんです。
2013/02/12
#マギ+イナクロ
まえあげたやつの続き
名前は無名奈々で
「南海生物から民を守ってくれて本当にありがとう。わが国の恩人である君の名は?」
紫色の長い髪をひとまとめにした、男前が私にそう尋ねてくる。
男前といえば最近知り合った沖田さんもめっちゃイケメンだった。みどりちゃんと喜んだものだ。…その後剣城に怒られたのはなんか納得いかないが。
「恩人だなんて恐縮です。ただサッカーの特訓してただけなので。私は無名奈々といいます」
よく見れば本当にコスプレである。うわーイケメンだからってその格好は今の時代ではちょっと…というか本当に。
ここどこですか。あれ何時代よ?
「君はナナというのか。それでサッカーとは一体?」
「サッカー知らないんですか?」
世界で一番プレイヤー人口が多いスポーツであるサッカーを知らないとは、確実に過去か異世界である。
アーティファクトもなにも用意してないし、イナズマタイムキャラバンに乗った覚えもないのに。
これは、非常に困った。
「知らないな。サッカーというのは、さっきの魔法のことかい?」
「魔法?そんなまさか。あれはただの必殺技で魔法なんてファンタジーではない…です、よ」
紫の人の後ろを見て言葉が滞った。めっちゃ乳でかい女性がなんか浮いてる。ピンクの杖に乗って普通に。
うわぁぁぁ!なんで浮いてるの!?しかもなんかあの女の人、めっちゃこっち見てるし!私なんかしたかな!?
「えぇ!あれ魔法じゃないの?じゃああれはなに?遠くからしか見えなかったけど最初の水の壁、すごかったわ!」
「ちちでかっ!じゃなくてちょっ近い近い近い!うひゃあ!」
海岸際にいたから、海におちそうになってあせった。私は慌ててゴッドノウズを使い、背中に翼を生やして空を舞う。
地面に着地した私を、なんかすっごい目をした大人たちが迎えいれてくれた。
「天使…?」
「まさか普通に必殺技ですよ」
なんかこの人たちにサッカーを説明するのは骨が折れそうだ。
ぶつぎり!