アイドルパロな水栄
 2012.09.01 Sat 01:40
みなさんこんばんは

もう8月が終わってしまいますね。
学生の方はもう学校が始まっているのでしょうか。
私は近々実習があるので実質的にあと一ヶ月休みがあるのですが、8月が終わるとなんだか寂しいですね。
あー実習…思い出してしまった…。


とりあえず水栄パロを妄想して気を紛らわすことにしようと思います。
結構前から考えていたパロなのですが、よくあるアイドルパロです。
長いのでそれでも見てやるぞ!という方は追記をどうぞ。

と、その前に1700hitありがとうございました!
拍手やコメントも嬉しいです。ありがとうございます^^
毎回言ってますが本当に皆様にやる気を頂いてます。私頑張りますよー!^^(笑)

ではでは

追記を読んでいただきありがとうございます^^
長いですがお付き合いよろしくお願いします。





ところでアイドルパロ…と言いましたが、私の場合水栄の二人どちらもアイドルになるというパロではないので、今思えばこれはただのパロな気がしてきました。あれー?←

まぁとりあえず設定を。
水谷は高校2年生で栄口は21歳大学生です。
栄口は塾講師のバイトをしていて水谷はその塾の生徒でもあります。
水谷は栄口を好きになり、「先生!俺と付き合ってよ!」と結構頻繁にアタックをするのですが栄口は本気にしてくれません。
どうしたら気持ちに答えてくれるのか聞くと、「俺を養えるぐらいの男になったらかな」と言われたので、水谷は真剣にどうしたらいいのか考えます。
栄口はというと、もうすぐ受験で進路も決まっていない水谷に少しでもやる気(もちろん勉強するやる気)を出してほしいという理由で言った言葉だったのですが、これが水谷の人生を変えてしまうことになります。

水谷は真剣に考えた結果、栄口を養えるぐらいの男に早くなるためには、アイドルになるということでした。
勉強していい大学に行って、いい会社に行くというのは水谷にとってはあまりにも時間がかかりすぎるのです。
水谷は今まで何回か街でスカウトをされたことがあったので、案外簡単になれるだろうと直接アイドル事務所に押しかけます。しかしアポなしでオーディションを受けたことのない水谷は事務所に入れて貰えることさえ出来ず帰らされそうになってしまいます。
「すまないけど、今はオーディションもやってないし中に入れることは出来ないんだよ」

「ええー!せっかくきたのにー!ちょっとくらいお願いしますよ〜!俺ジャミーさんに会いに来たんです!」

そんなところになんとあの某有名アイドルグループの長、ジャミーさんが!

「君、それは本当かい?」

「え?はい、俺アイドルになりたくって」

「うん、そっか。じゃあそこのBoy入っちゃいなよ」

「え?どこに?」

「わがアイドルプロダクション、ジャミーズに!」

「って、ええっ!!?もしかしてジャミーさん!?」

「君天然だね。いいよ、来週からいけるね?」

(うわ〜ジャミーさんだああ!)
「は、はいっ!」

という感じで(笑)
なんとかアイドルになる一歩を踏み出した水谷は、次の週からレッスンに行きます。

そこで会ったのは阿部隆也。
阿部はオーディションで勝ち残った実力派で、歌も演技もダンスも上手いです。
17歳で水谷と同い年ですが、阿部の方が入所が先なので先輩ということになります。

「おいコラ」

「うえ、はいなんです「そこじゃま」

「え?」

「ダンスの練習すっからそこの鏡の前にいられると邪魔だっつったんだよ」

「あ、はいすいません」

「なぁ」

「はい?」

「お前もしかして最近入った例の新人?」

「あ、はい。水谷文貴です。よろしくお願いしま「あーはいはい、よろしく。」

(ちょっとなにこの人!感じ悪〜!)

と阿部との初対面は最悪。

しかし事務所内では最初こそ年下が先輩になったりするという環境にどぎまぎした水谷も、持ち前の(?)明るさとユルさと人懐っこさでみんなから可愛がられていきます。

ちなみに事務所に入ることになった日、水谷は最初に栄口にそれを知らせにいったので栄口は水谷がアイドルになろうとしていることを知っています。

そして学校に帰ってきたらすぐダンスの講習に行き、終電で帰るという大変な毎日で、水谷は授業中は居眠りをしたり、塾に行かなくなっていきます。
なので成績が大変なことに。

栄口は塾に来なくなった水谷が心配で、度々水谷と同じ学校の生徒に今水谷がどういった状態なのかを聞いたりします。
いつも側に寄ってきて、いろいろと面倒だと思ったこともあったけれど、水谷に会えないと寂しいな、と感じる栄口は大変な時期にいる水谷に声さえかけてやれない自分の状況に苛立ちを感じ始めます。

(このままじゃいけない。このままじゃ駄目なんだ…!)

そうして水谷が塾を辞める直前、栄口もバイトを辞めてしまいます。

「え!栄口辞めちゃったの…?」

「おお、なんか就活大変らしいぜ」

「そ、そうなんだ…」
(どうしよう俺、連絡先とかなんも知らないよ。栄口のこと全然知らないじゃん。もうずっと会ってないな。会いたいな。会いたいよ…)

水谷は自分はどこか栄口に会えなくても会おうと思えば(塾に行きさえすれば)栄口に会えるだろうと甘い考えで安心しきっていたのです。

(栄口…何してんだろ。俺…何してんだろ…。ねぇ、栄口がいなきゃ意味ないよ。俺、これからどうすればいいの…?)

栄口に会えない水谷はどんどんと落ち込んでいってしまいます。
レッスンもおざなりになり、元気がなくなってしまう水谷。

(栄口…就活はかどってるかな。栄口、もう働くんだ…。俺より早く働いて、俺より高いお給料貰って、俺よりちゃんとした生活送って…。なんだ俺、栄口にかないっこないじゃん。養うなんて、なんて馬鹿なこと…。第一このままデビュー出来るかわかんないし、出来ないかもしれない。ほんと俺、何やってんだろ。アイドルなんて、俺には無理だったんだ。)

「何が無理だって?」

「あ、あべ」

「お前、練習まともに出てないって本当か?」

「う、うん」

「なんでだよ」

「…わかんない」

「あ?」

「おれ、このままでいいのかわかんないんだ」

「…馬鹿かお前」

「え…?」

「このままで言い訳ねぇだろ」

「な」

「何があったかなんてしんねーけど、そうやって考えて考えてレッスンも受けずにただうじうじしてこのままで言い訳ねーだろ。お前のことだからまた「どうせデビュー出来るわけない」なんて馬鹿なこと考えてたんだろ。お前は、俺達は、「デビュー出来る」んじゃない。「デビューする」んだよ。なんの為にここに来てんだよ。もっと先のこと見てみろよ。アイドルってのは、いつでも他の奴よりも一歩前に立って、胸はっとかねーといけねーんだからな。しっかりしろよ。

パートナー。」


「パ、パートナー…?」

「なぁ、水谷。お前はこれから前を向いて進んでいくのか、下を向いて足跡を追いかけて行くのかどっちなんだ?」

「ど、どっちかって、言われても…」

「どっちか迷ってんならさ、俺が引っ張ってってもいいよな。お前の手を。そんで前に立とうぜ。お前緊張したら手汗すげーけど我慢してやるよ。」

「ちょ、ちょっと待ってよ阿部。さっきから何言ってんの?パートナーとか前に立つとか意味わかんないよ。手汗は、わかるけど…」

「デビューするってことだよ。俺とお前で。」

「でびゅー?」

「来年の春だとさ。俺もさっき聞いたんだけど。メンバーは俺とお前、以上だ。」

「う、嘘だ。だっておれ演技もダンスもへたっぴだもん。阿部まじ性格悪い。もうやめてよそういうの。やめてよばかぁー」(前、向きたくなっちゃったじゃん!)

「うわ、まじ汚ぇ!鼻水つけんな!」

「うえーん!もう離してあげないもんねー!手汗移してやるもんねー!」

「あーはいはい。離さないように頑張れよ。」

「うん。阿部、頑張ろうね」

「パートナーだ馬鹿野郎。」


そんな訳で阿部と二人デビューをすることになった水谷。
デビューに向けて忙しい毎日を送る二人には1人1人にマネージャーがつくことになりました。

「ねね。どんな人がくるんだろね!」

「知らねーよ。仕事が出来たらなんでもいい。」

「俺はねーやっぱ栄口みたいな人がいいなー!」

「また栄口かよ。お前もういい加減にしろ。」

「えーそんなこと言わずにー!パートナーさんv」

「よし、解散だ。」

「なんと!」

ガチャ

「あ、きたきた!」

「遅れてすいませーん。今日からマネージャーになります、さ「栄口だあああああ!!!」

そう、栄口はなんとマネージャーになっていたのでした。
それも水谷のマネージャーに。

阿部には花井というベテランマネージャーがつきました。

栄口は塾を辞めてから、どうしても水谷のことが忘れられず水谷を支えてやりたいという一心でマネージャーになったのでした。

そうして無事デビューを果たした二人は誰もが知るトップアイドルとなっていきます。
水谷はどこまでも栄口らぶなので、テレビ上でもその溺愛っぷりを見せまくります。

「カメラさん!そこ!そこにいる人!俺のマネージャー!可愛いでしょ!癒されるっしょ!この癒しを全国民に分けてあげて!映しちゃって!」

「もー!水谷やめろって!仕事しろー!////」

というのが度々あったり。
冠番組では二人のマネージャーがオープニングに出てくるのは当たり前で、新しい番組作りとしてとても好評だったりします。
花井も男前なので画面では結構映えます。
そんな風にテレビや雑誌にちょこちょこ載るようになってしまったマネージャー二人には密かにファンが増えているらしく、これからの仕事が大変になりそうです。

本題から逸れましたが、水谷は栄口を養っていけるようになるまで恋人にはならないよう我慢しています。でも相変わらず好き好き言ってます。
栄口はというと、もう水谷のことを好きになっちゃっててもいいかなと思ったり。わざわざ追いかけてくるぐらいですしね。

ということでアイドルパロ終わります。
ずっと前に考えてたことだったのでいつか形にしたいと思いつつも、忘れてしまいそうだったのでここに吐き出させて貰いました。
もっといろんな事件とかエピソードとかあるんですが、長くなるのでここまでということで…。
というか充分長いですね!日跨いでしまった…!
でも楽しかったです!私の水栄アイドルパロはこんなんです。
マネージャー栄口くん絶対可愛い。
スーツ似合わなすぎて可愛い。
ドッキリ番組とかで寝起きドッキリとかされたらいいのに。絶対録画する。永久保存←

と、いうことでここまで読んで頂きありがとうございました!
お疲れ様でした!

また水栄妄想したときはよろしくお願いします^^

ではでは〜

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