ついったえろ練習お題+140字ログ。えろぐろ雑食注意。松慶、親慶、モブ多め。
古↑↓新
※こじいろう=幼児愛好癖の小十郎
*えろ単語を使う23題
べたべた、とまらないよ。
小十郎さん、わるいびょうきなの。
やわらかい子どもの手がおずおずと先端を包む。
汚れを拭おうとする動きは精液を塗りひろげる事にしかならず、片手にも満たない少年は違う焦りを感じている様だった。
しんじゃやだよ。鼻を啜る音。血が集まる感覚に目を瞑る。
(小十郎と宗兵衛/精液)
「なあ、これ、なんだよ?」
打ちつけられた頭が痛む。何の事か解らない。
首を振ると同時、鋭い犬歯が俺の肩に埋まった。熱い、呟いてそれからは覚えていない。
…友人だった男の姿は無く、鏡に噛み跡付きの不機嫌そうな顔。
痛いのは嫌いだ。あのひとに会おうか。とぼんやり思う。
(松永と元親と慶次/噛み跡)
滑らかな樹脂の張り型は家を空ける前に与えられた物だ。
後ろへ指を忍ばせ、夜を手繰り寄せた。肉の落ちた節が入り口に引っ掛かる度息が上がる。
…未だ若い自分とは違う指。
ちらつく虚しさを塞ぐように根元まで呑み込んだ。
異物感が体の中に在る安堵。あのひとの。そう覚えてしまう程。
(松永と慶次/張り型)
昇りつめた後の浅い息。
根本を縛ったままの其処は殆ど濡れていない。
未だ余韻の淵に居るそいつは己の状態を理解できない様子だ。
「こういうの何つうか知ってるか?」侮蔑を込めて耳打つ。
――ドライでイっちまうなんざ、おかしんじゃねえの。
曖昧に笑う顔。暴力的な気持ちが口を突く。
(元親と慶次/ドライ)
そのひとの交わりは長い。性感に煮溶かされるようにぐずぐずと抱かれた。
俺の吐き出した熱の溜まり。
揺さぶられる後ろの感覚も遠く、手首を噛んで途切れそうな意識を手繰る。
傷になるから止めなさい。
誰の所為だ。
それでも迸りが内側に広がる瞬間、尽きた筈の其処が僅かに糸を引いた。
(松永と慶次/空打ち)
下腹を踏みつける足。過ぎた限界に歯を噛んで耐える。
「出してしまいなさい」
…宗兵衛。
昔の名を呼ばれた事で緊張は決壊し、生暖かいものが畳を濡らした。
(またお漏らししてしまったの?仕方無い子ね)
顔立ちすら判然としないその人が重なる。泣いているのか。知らぬ顔で男が笑う。
(松永と慶次/お漏らし)
夜が降りるとまるで様子が違った。
耳元で何事か囁かれたらしい、主の膝を跨ぎ、緩慢に身をくねらせる若い青年の視線。
昼の何処か幼い仕草で曖昧に笑った。
滲む色濃い淫蕩。己に向けられた物でないと判っていて逸らせない。
肌を叩く音。蜜を溶かした様な、若い腕に散る幾つもの痕。
(モブと誰かと慶次/視姦)
その眼で良く見なさい。
これが排泄を逆流させ、使うべきでない部分を拡げ、卿は悦楽を感じているのだよ。
恥ずべきと思わないかね。
想像してみたまえ。おんなのように足を開いて、乱れる様を。
…体に染みついてしまったその声。
触られないまま、脳髄から得る絶頂をはじめて知った。
(松永と誰か/触られない)
こいつの愛撫は自身を表す如く生ぬるい。言ってしまえば下手、だ。
膝の間にある頭を荒い動作で引いた。
限界まで開かせた咥内を良い様に突く。顎の裏のざらつきに塗り込む興奮。
快楽は分かりやすい方が近く感じられて良い。愛情とは違うのだから。
すき。
呼吸の合間にまたもぬるい譫言。
(元親と慶次/顎の裏)
相手は凡庸な外見の男だった。
えづきながら引きずり出される舌に絡んだ体液がその持ち主を組み伏せた青年の気をもべたつかせている。
「この様な不埒な舌、切ってしまうのが宜しかろう」
小太刀を押し当て、銀の刃先が赤い肉に埋まると抵抗の無い体がほんの僅か震えた。
(モブと幸村と慶次/引きずり出される舌)
しゃくり上げる子どもの声、木陰に足を向けたのが間違いだった。
「お、にいちゃん、たすけ、あっ、ぅあ」
暗い幹の空洞から伸びた蔦の様な手首ほどのそれ。
「中でうごいてるよぉ…っ」
幼い足の付け根で反応を示す幼い陰茎が、苦痛だけを受けているのではないと主張する。
(誰かと宗兵衛/中で動いてるよぉ!)
発車ベル。8本後に迎えに来ると言ったのを切れ切れの思考で思い出す。
奥に埋められたそれが与える刺激は、性感に慣れた身にはもどかしい。
もっと。乱暴で灼き切れるような。
放置された欲の行き場を探し、乾いた手を想像した。
音を立てて抜け落ちた無機質、呼応する様に靴音が此方へと。
(松永と慶次/放置)
「竜の見る世界ってのは、静かなもんだね」
「片方は残ってるがな」
流行病の後遺症、数日の盲を気にした風もない。
ただ常のように触れないのかと首を傾ぐ。
「…獣になったみたいだ。感覚が鋭くなってさ」
あんたのが、いつもよりきもちいい。定まらぬ瞳が、深く恍惚に融ける。
(政宗と慶次/相手が見えない)
鉄錆と油に隠された情交を遠い物の様に眺めた。
鎧と称される濃鉄の背は常と変わりない。…腰元に絡む足さえ無ければ。
時折引きつれて、指間が伸びる。静寂に駆動音。呼応して切れ切れに従僕を呼ぶ声。
獣がじゃれつく様に、甘く、溢れる。
ただ不快を感じ、奥歯が軋む。
(忠勝と家康+三成/喘ぎ声)
幼い膨らみに薄らかかる靄。確かめる様触れると、柔らかい羽毛が手の内を擽った。
子どもが、子どもである時間は長くないと解っていた。
愛らしい声は厚みを増し、手足は重く肉を付けるのだろう。
うつくしいその場所からの堕天。
行ってしまう。俺の天使。
「絶望」そう形容するに似合いの。
(こじいろうと宗兵衛/陰毛)
俺が嫌なら、目、瞑ってて。気持ち良くなることだけ考えてよ。
「あんたがよくなってくれたら、それでいい」
裏筋を妙に馴染む感触で包む。
偶然にも良く知る名。高い位置で結われた髪。
欠けた記憶を手繰れどもその姿との一致はない。
俺のあの子は死んでしまった。この男は、一体誰だ。
(こじいろうと慶次/裏筋)
屡々、商売女の様な真似をした。
鼻筋から顎に垂れる残滓に嫌がる素振りすら無い。右の目蓋を塞ぐ其れを拭う。
極自然に汚れた指を追う舌。
「…おい、そんな事しなくて良い」
「俺がしたいんだ、…させてよ」
丁寧に舐め取り、満足とばかりに笑う。――甘くないねえ。あんたの顔と、一緒だ。
(小十郎と慶次/顔射)
*えろその他
足の間を伝う冷たい残滓。
頭からシャワーを浴び、其処に二本、ゆっくりと差し挿れる。
打ち付ける湯でからだの外側は熱いのに、中は酷く冷たい。
自ら其処に触れる屈辱ごと凍り付いて麻痺したのだろう。
俺とあのひとの間には何も生まれない。排水溝に渦を巻く欲望。実を結ばない。なにひとつ。
(松永と慶次/冷えた、)
錆び落ちた鍵は容易く開いた。
「あんたをまってたよ」
おかえりなさい。血と唾液と精液にまみれた塊が此方を見上げた。
ねえ、俺をころしておくれよ。はやく。
甘ったるい声で懇願しながら乗り上げてくる。膝の間に生温い肉の感触。
もう、しにたい。
心は途切れる高い息に紛れた。
(誰かと慶次/バッドエンド)
猫の眼がふたつ。此方を見上げる距離でにいと細められた。
未だ少しの幼さを刷いたしろい足が私の膝上で揺れている。
しってるよおじさん、俺にさわりたいんだろ。
「あんたにならいいよ」
膝裏を抱え、手慣れた娼婦のように口にする。毒混じりの吐息。
雨。
太陽に見つからない部屋で。
(誰かと宗兵衛/足をひらく)
もう居ない、そう言われて信じられる筈もないだろう?
首には指で絞められた跡が確り残っているし、不快で仕方が無いけれど内側にじわと広がる濡れた感覚もまだ疼いていた。
叩かれてすっかり腫れた背中の皮膚は引きつるように痛んだ。
俺の全部に、あのひとが与えた感覚が生きて、息をしているのに。
(誰かと慶次/傷跡の呼吸)
外はあれを惑わせる。
初めに逃げた時目を潰した。次は腱を切った。
愛しているよ。繰り返し、息を吸うより重ねて漸く腕の中に降りてきた獣。
横たわるそれの頭を撫でてやれば手探りで帯根に触れ、取り出した其れに鼻を寄せて、あんたのにおいだ、と笑う。
そうして互いの深層には辿り着かぬ侭惰性の交合。
(松永と慶次/愛情)
擦れた膝頭がとがった朝の空気にさらされ覚醒を促す。
背中にあたる息が熱い。
「なあ、するんならベッドが、い、…っ」
継いだ言葉はフローリングに吸い込まれた。
目を合わせないの、どうしてだい。何が怖いの。優しいひと。
ちらと盗み見た顔は迷子のそれで、撫でてやることすら叶わず。
(元親と慶次/衝動と慈しみ)
*たまごっちログ(松慶)
馬鹿を極めたようなへらりとした笑みで此方を見ている。
どうしたのか訊かれるのを期待する顔。
「…それで、今度はなんなんだ?頭撫でられたとかドア開けられたとか」
「…あの、な、その、ねえ…」
妙な間があってから発された言葉に俺のクリームソーダが床にダイブした。
(赤ちゃんができた!※たまごっちに)
「卿のペットは初対面の相手にいきなり手を出すのかね?全く躾がなっていない」
「大っきくなってから数値が上がらないんだよ」
「卿の育て方が悪かったのだろう」
「あんたのこそ、」
コネクタはぴったり挿し込まれて抜けない。
「「子供が出来たら責任とってくれ(たまえよ)!」」
(カフェに静寂)
あんたの子なんか生みたくないのに。
夜毎黒いドアを開けて、恐怖が来る。
俺は狭い部屋の端まで逃げる。
組み伏せられぱんぱんに吐き出され、張った腹から出て行く赤ん坊は朝までに何処かへ連れ去られていく。
消えない異物感。
夜が来る。
俺は足を引き擦って出来るだけドアから離れる。
ループ。
(産卵期)
「傷物にしてくれた責任を取ってもらおう」
「そっちから誘ったんだろ、あんたが取るべきだ」
「積極的だな。また抱かれたいのかね?」
「待った待った!混乱してきた…ええと俺が言ってるのはそっちじゃなくて玩具の」
「どちらでも構わないよ。一度が二度に増えたところで今更だろう」
(通信モード開始)
一枚一枚厭らしいほどゆっくりとした所作で服を剥がれる。
いつもと同じ手順、同じ手。
ねえ病気だって聞いたよ。もう治ったの?よかった。
綻ぶように笑う青年を愛らしく思い、唇を寄せた途端私を突き飛ばした。
「違う、あんたじゃない、」
松永さん。
私の名を遠くへ向けて呟く。
(松永っちだけど違う)