08.03
僕はいつまで待てばいいのだろう

風が吹かないのをわかっているのに


着信がある度に一瞬期待するの何故だろう


無意味なことだと知っているのに


幸せは遠くて
当たり前なことなのに
いつでも敵は現実だった


いっそまた頭が壊れるほど打とうか


人生に支障は出るが
自分が抜け殻になることはなさそうだ


何も誰も知らないあの時へ戻ろうか

疑心暗鬼の時へ戻ろうか

全てを諦めるあの時へ戻ろうか




ゼロから始めたい


何もなかったことが一番良い





邪魔なのは記憶…


今までは誰でも割り切れた


自分から線を引くことが出来た

別の道を歩けた



なのに胸が締め付けられるほど
痛く、涙が止まらないのは何故だろう



来ない日待ってもしょうがないのに


一緒にいても泣いてしまう
離れた今でも泣いてしまう

力が抜けて気が気じゃない


僕はいつまで待てばいいのだろう








『他の人とは違う
 ずっと傍にいる』







嘘だった


約束は守るというのは嘘だった


また遠くへ離された

無いモノになってしまうのなら
感情をいだかなければよかった



あの日の嫌な思い出がまだはいずる


僕はいつまで待てばいいのだろう


僕はずっと待つのだろうか












空は晴れないまま




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