選択肢は少ないが選んだその道は広いのだろう

行く宛てなんてある分けないだろう、そんなことは何年も昔から変わってなくて

一体この先僕はどうなるのだろうか、それでいて、その答えを知っている人なんているのだろうか

叶えてみせたい未来があるが現実がそれを激しく拒むものだから

結局は自分から逃げているだけなんだろうけれど

さようならって言葉ほと勇気を出さなければ言えない言葉は存在しないだろう

数少ない言葉を継ぎ足しながら片言で話したその拙い文章で果たして何が伝わった?

腹いせの為だけに用意されたその物に寒気を感じながら

嬉しく思われようが悲しく思われようが私には只の戯言

信じてくれるまで何回でも言うからね

散弾した無惨な物をいつしか私は美しいと感じるようになってしまっていた

変わり果てたその姿に何故か危機迫るものを感じてしまって

理屈じゃない何かを頼りに

随分と騒がしいがその訳は

首に手を掛けたその姿はとても美しくて、自分が探し求めていた芸術とゆうものはこれだったのか

大破された心は一生戻らないだろうと君が診断するものだから

1メートル弱しかないこのネクタイは簡単にあなたの首を縛り縛り上げることが出来た

上から白い光か何かが降ってきて、空を飛んでから記憶がないんだ

歩み寄り囁いた言葉と行動の意味には

悲しい顔しないで最後くらい笑って?

空まで届いてますか?ちゃんと見えてますか?

せめて海が見える丘に住ませて

だから世界平等なんて無理な話

指が動かないだけで届かない夢



















残像






「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
第4回BLove小説漫画コンテスト開催中
リゼ