暴君、浅はかにて
咲き乱れてなんぼ
声に出して言ってしまえば、それ程までに苦しい台詞はない
授かった知性と感性の未熟さを憎ませろ
錯乱ぎみの毎日から解放される日は来ない
そして今日もまた、焼ける、焼ける、散る
ただ漠然と鬱蒼としたその光景と今日も共にする
イフユーメイクミー、
スローリミット攻防紀
最上階、それは天に繋がる儚い道、ここの屋上
旅回り、巡りめぐり回り辿り着けばそこはあなた
完成なんて皆無の世界にしか存在しない
ルーズリーフに告ぐ
街が消えるように、雲の中に溶け込めたなら
神出鬼没。君の天性、
叫べば潰れ鳴けば響く
何度も手を握った手は誰かを叩き誰かを傷つけた
生きてるかぎり続く事実
飽きるまで続けてあげる繰り返してあげる
だから激しく、だから壊れてみせて
寂しいくらいに暗い箱の中に
とても暑い夏、蝉と私はたくさん死にゆく
現実失望過去