厳寒期
 2009.03.30 Mon 22:39



今日、僕の誕生日という事で森谷様より見た目も感触も(?)そっくりな「おっぱいボール」という女性の胸の精巧なレプリカを頂いた。


これは本来一般階級の者には触ることはおろか見ることすらも許されない神秘的な女性の胸というものを一部上流階級の貴族達(=イケメン達)だけではなく一般の民衆にも疑似的とはいえ体験させることを目的として創られたものらしい。


オッパイには様々な効果があるとされている。
私は喜んでそれを頂戴した。

神話にはオッパイを揉み、永遠の苦悩から解放され魂の安寧を手にいれた若者、ヨーゼフが登場する。

例えレプリカであったとしても、安寧は訪れるのか?僕はそれが欲しかった。

私は家へと帰り、さっそく自分の胸のあたりにそれを服で密着させ、ソフトにこれを揉んでみた。

虚しかった・・・。
安らぎなんてものは無い・・・。
それはただただ虚しいだけだった。
神はずいぶんと不平等だ


本物のおっぱいは大変に高価なものなのだ。
それを手にするためには弛まぬ努力とそしてなによりも運で爵位を得、莫大な領地と貴族の称号を手にする必要がある。


特に1987年に重要文化財に指定されて以降、おっぱいは全て国の所有物となり今や名門貴族ですら手の届かない存在になりつつある。手にするためには領地のほぼ全てに匹敵する莫大な対価を必要としたのだ。

貴族が領地を無くすこと、
それは不名誉な死を意味する。



僕はオッパイのためなら死ねる



だけど・・・チャンスが巡ってくるまでは。

これで我慢するしかないのだ。
例えそれの乳首が見事な焦げ茶色であったとしても。


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