ベルライ
 2013.10.13 Sun 16:29





わいわい、と楽しげな声が聞こえる。
その中心にいるのはライナーだろうか。
優しげな声。
それに付随してあの優しい笑みも浮かぶ。

ああ。
昔、それは全部僕のものだったのに。
今や、みんなのものだ。
心にどす黒い感情がたまっていく。
こんなものは汚い。
だけど、棄てようにも棄てられない。
いつの間に僕の心に染み付いたのだろうか。
全く気づけなかったそれは気づいてもどこかしっくりと体に馴染むようで。

「あぁ、ライナー…」

君を、監禁出来ればいいのに。
ベルトルトは嫉妬を隠した柔らかい笑みで盛り上がる集団に近づいていった。




END

ベルライ!おいしいです!
ベルライエレとかまじおいしいとおもいます!
ライナーはみんなからモテればいい!


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