コネタ(リヴァペト)
2013.09.09 Mon 16:47
最後にどうか、幸せな夢を。
するり。
リヴァイの白い手がペトラに触れる。
ペトラの指がビクッと跳ねて、驚いて見開いた目を向ける。
綺麗な朱色だ。
今、二人を照らす夕焼けのように、綺麗な。
彼女は、美しい。
リヴァイは常々思っていた。
リヴァイとは反対の色を持つ彼女。
惹かれないわけがない。
元々、人間というのは自分が持たないものを持つものを好むという。
隣の花は赤い、とはよくいったものだ。
「…兵長?」
どうなさったんですか?と訪う彼女の頬は微かに赤らんでいて。
美しい。この手で抱き寄せたならば、どのような反応をするのだろう。
その朱色の瞳はどのように開かれるのだろう。
気にはなるが、実行することは出来ない。
リヴァイは内心、苦笑いをしてペトラの手のひらを掴んだ。
そして、その手のひらに唇を落とした。
姫を守る騎士のように。
そして、その瞬間に真横から二人を照らしていた太陽が落ちた。
紫の空。
ペトラはリヴァイを見つめる。
その瞳はただ困惑に揺れていた。
リヴァイはすっと手を解放すると、明日の訓練内容を告げた。
そして、謝った。
ペトラには、その意味がわかったような気がして。
涙が頬を伝う。
風がひゅう、と涙で濡れた頬を撫でる。
リヴァイの手が、痕をさすることはなかった。
END
要するにですね…!
リヴァイとペトラは両片想いで、リヴァイは兵長って立場だから未練を残さないように大事な人を作らないようにしていて、ペトラはリヴァイが好きだけど、思うだけでいいって思ってたんだけど、リヴァイに触れられて、謝られてリヴァイの全てを悟っちゃって悲しくなったってはなしです…!
ごめんなさい!わかりにくくて!
文才ってどこで売ってるんですかね?www
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