八盲交流
 2013年12月31日 (火) 13:45
19日(木)は、八王子盲学校との交流会だった。去年は俺らが八盲まで行く側だったが、今年は迎える側だった。1 2時間目は学活で、本楽会の練習をしたり、卒業遠足の話し合いをした。それが終わってから会議室に移動して、会場準備をした。そこでなぜかサンタクロースの帽子を渡されて、かぶる羽目になった。暫くして八王子盲の人たちが到着して、グループごとに座って自己紹介していた。俺の班は、一番よく知っている人が一緒で、いっぱい話せそうな気がした。その人とは関東の盲学校の弁論大会でも一緒だった。でも普1の男子がプリキュアの話を持ち出して、それがたまたま八盲の人と趣味が合ったもんで、二人でずっとその話ばかりするという状況になってしまった。俺はプリキュアには全く興味ないからな。←当たり前だな。さて、横盲のレクが始まった。関盲連文化祭でもやった「マジョリティーを探せ」だった。あるお題に対して多数派を考えるのはそんなに難しくなかった。「音楽」というお題が出た時は、「ピアノ」という答えを出した。でも実際その答えを出した班はあまりいなかったかもしれない。でもマイノリティーで、「クリスマス」というお題が出た時は困った。クリスマスに関することで、みんなが考えなさそうなことだから難しい。それで、なんという答えを出したんだっけなあ。確か俺の班の八盲の人の名前を使った気がする。あ、勿論本人がそれにしてほしいと言ったからな。休憩中もずっとプリキュアの話ばっかりだった。その後は八盲のレクだった。先ずは、新聞紙に乗るゲームだった。チームに別れて相談しながら乗るんだが、一番多く乗れたチームが優勝だ。俺たちのチームが優勝だった。次は、箱をトレーに乗せて、それをリレー形式で運ぶゲームだった。アイマスクをした状態で物を運ぶと何だか感覚が鈍くなった。それが終わって、昼休み中もプリキュアの話が絶え間なく続いていた。折角の交流会なんだから、もっとみんなが楽しめるような話題にした方がいいかとも思ったが、あいつもなかなかそういう話ができる相手がいないし、とりあえず二人だけで会話させておいた。午後のレクは、「嘘つきを探せ」だった。これは、八盲と横盲の生徒会の人5人が集まって、5枚のカードを引き、その中に1枚だけ「嘘」と書いてあるカードが入っていて、そのカードを引いた人は嘘の話をするのだ。それ以外の人は、そのお題に関する話を聞き、誰が嘘をついているのか班で話し合って決めるのだ。因みにお題は「勉強」で、それに関して本当のことや嘘のことを順番に話していった。俺は聞いた感じでは、嘘をついているのはパンダだと思った。だってあいつ、勉強の中で社会が好きだと言っていた筈なのに、今回の話では「国語が好き」と言っていたからな。別に嫌いではないと思うけど、何だか怪しかった。そして、最終的な答えは、嘘をついているのは八王子盲の男の子だった。こういうのって、嘘なのか本当なのかわざと微妙な話をして引っかけるところが面白いのかもな。いやー、面白かったー。今度話す方もやってみたい。そうだ。今度クラスでレクをやる時にこれを入れよう。その後は閉会式で、八盲の人が「輪になって踊ろう」を披露してくれた。これで全て終わり、八盲の人たちを玄関まで見送りに行った。あ、その前に、同じ班の八盲の女の子に、実は21日が入試だという話をしたら、「受かるといいですね。頑張ってください。」と言ってくれて嬉しかった。1日楽しかったなあ。それにしても今年の生徒会は凄い。こんなに楽しい企画を考えられるんだからな。


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