逆罪行進曲
2010/06/06 Sun
逆罪行進曲
作詞・作曲:マチゲリイタP
唄:KAITO
二人の行進、歩いてパレエド。
告白された物は永遠か?
甘美の言葉を交代で吐いて
火葬場に築いた砂作りの城。
錆びた夜に、鳴り響く星空でお眠りなさひ。
有り触れた春を踏み→見つけたから。
続かない幸せも、今だけの幸せか。
これだけの幸せを花束にしやう。
それだけの幸せ束ねたら
無くさぬやうに柩にしまおう。
そして隠さう
誰にも奪われ無ぁいやうに。
絶え間なく続いた葬列は
やっとあすこで途切れるやうです。
嘘の涙で別れを告げる時には
その手で燃やさうか。
穏やかな切情
胸中の感情。
重ねた心の体温か。
降り積もりますは、一時の人生。
高邁な理想に後悔、と。
使い古し
捨てられた
玩具(おもちゃ)のやうに
弄び
汚れてしまえば
また新しい物を。
何度でも繰り返す
いつまでも続くだらう。
限りがあるのならば
もぉすぐ終わるよ。
これだけの時間を無駄にしても
また求めてしまうのが人で。
軽はずみの言葉で
御決まりの台詞を囁ぁいてる。
これほどの苦痛の中でさえも
まだ求めてしまうやうだ。
頭の中に開いた
たゞの小さな傷でも
大きく開いて
見せて!
またひとつ嘘を吐くこの口は
人を偽る事を知らぬ。
お見通しのその顔
すぐに崩れ去るやうな物だらう。
進み続けてゐる秒針に
祈りを捧げまたパレエド。
ふたりだけの行進
いつかは三人目が現れ
またも繰り返すよ。
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