ディーノ先生!
2009.05.01 Fri 18:20
スク(生徒)×ディノ(新人の教師)
4時間目が終わり生徒達は昼食の準備を始まる。スクアーロは朝、買ってきたパンを鞄から取りだし、席についた。机を動かし、班をつくる
「なぁ、スクアーロ今日さ、何パン?」
「米ロール」
「わっ…いいな」
同じ班の子の話に適当に相槌をうつ。教室のドアが開いたのでやっと担任が来た、と思ったスクアーロは目を丸くした
「バジル先生、出張だから俺と食べよーな!」
新しく入った教師、ディーノが来た。ディーノがどこで食べようか迷っていると、スクアーロはすかさず、
「先生!ディーノ先生!俺の班に来い゛っ!」
「来てください、だろー!ー」
ディーノは笑顔を向ける。だが教師用の一人机に座った
「うぉ゛ぉ゛ぉい!!じゃあ゛俺が行くっ」
スクアーロはパンと牛乳を乱暴にとり、ディーノの隣へとずかずか行った。座る所がないので床にチョコンと体育座りをした。
「ちょっ…可愛いけど自分の席に座ろーぜ?」
ディーノは苦笑いで席につくことを勧めるが、スクアーロは動こうとしない
「おい、スクアーロ!お前どんだけディーノ先生、好きなんだよ!」
一人が茶化すと、スクアーロは手を大きく広げ
「こんくらいだぁ゛!」
「うわー!」
肝心のディーノは、少し照れながら、
(やっぱ中坊って可愛いな)
なんて呑気に弁当を食べていた。
昨日、私の学校でこんな感じの事があって、しめしめ、スクディノに使える…と思い作りました。結構長いですね
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